NO.019
太閤桐
羽柴秀吉
(はしばひでよし)
(豊臣秀吉)
(1536〜1598)
【人物の説明】
織田信長の家臣として活躍、長浜城主となる。本能寺で信長が倒れると光秀を山崎の戦いで破り、賤ヶ(しず)岳(たけ)・北庄(きたのしょう)城の戦いで柴田勝家を倒し信長の後継者となる。関白叙任後、徳川家康を従え、北条氏を滅ぼし、天下統一を成し遂げる。【秀吉といえば桐紋。桐紋は羽柴時代に信長より与えられたという。それ以前は沢瀉(おもだか)。沢瀉→五七の桐→五三の桐→太閤桐(菊紋も勅許された。)十六菊】

【家紋の説明】
・桐

桐の葉と花をデザインしている。桐の種類は多いが、白桐を紋としている。鎌倉時代に皇室の紋として定着したものと思われる。その後、将軍などに下賜され武士の間に広がっていく。

・使用家:今川、織田、細川、一色他

沢瀉
五七の桐
五三の桐