NO.087
割り紅葉
福沢諭吉
(ふくざわゆきち)
(1835〜1901)
【人物の説明】
大阪堂島にあった豊前国中津藩の屋敷で下級武士の次男として生まれる。青年期、緒方洪庵に蘭学を学ぶ。1858年、江戸に出て築地の中津藩邸内に塾を開く。後の慶応義塾の原型。英学に転じ独学でその道を開く。「学問の進め」や「文明論の概略」など刊行。新聞人としても先駆者となる。晩年の著書「福翁自伝」は日本人の自伝文学の最高峰といわれる。

【家紋の説明】
・紅葉、楓

カエデ科の落葉高木。葉の形をデザインした紋。紅葉して散ることから・使用家:は少ない。

・使用家:今出川、高山、市川